ねごとの解散によせて。

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アーティスト紹介
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どーも、maikiです。
今回は急遽書かなければならない出来事が起こったので、記事にしておきたいと思います。
 

 
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「ねごと」とは

ねごと(NEGOTO)は、千葉県で結成された4ピースガールズバンド。所属レーベルはKi/oon Music、所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツ。 2010年、ミニアルバム『Hello! “Z”』でメジャーデビュー。バンド名は、「3文字で覚えやすく、夢の中なら何を歌っても良いため、ジャンルにこだわらない4人の音楽が作れる」という理由からつけられた。                          (Wikipediaより引用)
 
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「ねごと」との出会い

彼女達の音楽を聴いたのは小学生の時だった。
 
そこの頃は地元が同じ、つまり北海道出身のバンド「Galileo Galilei」が閃光ライオット2008に出場していた。
結成わずか1年で出場した「Galileo Galilei」は圧倒的なパフォーマンスによりグランプリを受賞したのだが、そこで審査員特別賞を受賞したのがそう、「ねごと」だった。
 
 
彼女達の音楽を聴いた瞬間、僕の中にある王道ロックという概念が少し崩れた。
 
ループ/ねごと (2010)
 
ねごとのサウンドは確かに王道だった、だが少し「」なのだ。
 
個性的すぎて中毒性がある!という訳でもなく、かと言って王道サウンドを貫き通す感じでもない。
しかしふとした時に頭の中をループするようなサウンド、世界観。
 
ねごとの作り出す音楽は当時の僕にとって革新的だった。
 
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「ねごと」の軌跡

 
そこから2年後の2010年、ミニアルバム「Hello! “Z”」をリリースし鮮烈なメジャーデビューを果たした。
さらに2011年には1stフルアルバム「ex Negoto」をリリース、メジャーシーンへ瞬く間にブレイクしていくパワーと疾走感を刻みつつ、ねごとのサウンドや世界観を綺麗に纏めた名盤に位置するアルバムとなった。
 
曲の疾走感、透明感はもちろんのこと、ロックという核がありつつも自分たちの音楽をポップに昇華させる技術は当時のロックシーンでは他の追随を許さない程であった。
 
そして代表曲「カロン」はauのCMに起用され一気に知名度を上げた。
 
カロン/ねごと (2011)
 
演奏面では、ギターを殺そうとせんばかりのキーボードの躍動感、それに負けじとジャズマのキンキンしたギターの音が絡み合う。バックでは見事なまでに安定したドラム、大胆なうねりを魅せるベース
ガールズバンドならでは繊細さを持ちつつ、しかしガールズバンドとは思えない芯のある、厚みのある絶妙なバランスのサウンドはねごとの世界観を確立していった。
 
(ちなみにどうでもいい話だが、中学生の時にねごとのLIVEに行って周りが女性しかいなくてびっくりしたのは内緒だ。)
 
 
そして精力的な活動を継続し、2年後の2013年には2ndフルアルバム「5」をリリース。
Re:myend!/ねごと (2012)
 
2ndにおいてはねごとの個性的なサウンド面がついに爆発を起こしたようだった。
 
当時の音楽の最先端×今までの売れ線みたいな掛け合い。どの楽器からも個性、センスの良さ、そして思いっきりの良さを感じた。それもバックボーン自体がしっかりしている上で計算して緻密に創作しているのは素人耳にもわかるほどの完成度だった。
 
そして個人的に大好きな曲、「シンクロマニカ」(3rdフルアルバム「Vision」収録)
シンクロマニカ/ねごと (2013)
 
高校の時、ほぼ毎日聴いてた曲の一つである。
 
終始幻想的な雰囲気とアップテンポなサウンド、終盤は一筋縄ではいかないようなサウンドメイキング。
基本的にはポップでキャッチーな曲ですが、そのブレイクのプログレのような緩急にはセンスしか感じられないし、叫ぶように終わるラストもロール感がよく出ていて素直にねごとというバンドの天才さを思わせるような一曲である。
 
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「ねごと」の進化/深化

その後、徐々にねごとのサウンドは進化/深化していった。1stの時にはまだなかった大人の雰囲気を醸し出すような楽曲や
真夜中のアンセム/ねごと (2014)
 
グルーブ感を全面的に押し出した曲、
アンモナイト!, 黄昏のラプソディー/ねごと (2014)
 
このようにデビュー以来育んできたロックの核とポップミュージックの絢爛さ、洗練されたエレクトロを絶妙なバランスで綺麗にねごとのサウンドへと昇華させていったのだ。
 
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「ねごと」というバンドの完成形

2016年には、BOOM BOOM SATELLITES中野雅之氏とROVO益子樹氏をプロデューサーに迎え、「ダンサブルなねごと」という方向性を明示した「アシンメトリ e.p.」の延長線上で、4rd以降はこれまでのねごとサウンドにダンスミュージック/エレクトロを本格的に導入していった。
 
ETERNALBEAT/ねごと (2017)
 
今思えば、前述した「シンクロマニカ」では既によりテクノに近づこうという策略があったのかもしれない。しかしながらそのような音楽には必要な音の面白さに傾倒するというよりどれだけ音に意味や説得力を持たせられるかを彼女達は必死に試行錯誤したことが4rdアルバム「ETERNALBEAT」からは窺える。
 
そして4rdから一年経たずして名盤5rdアルバム「SOAK」は世に産み落とされた。
DANCER IN THE HANABIRA/ねごと (2017)
 
BOOM BOOM SATELLITES中野雅之氏との再タッグにより変革が起きたねごとのサウンドは既に他のバンドとは一線を画していた。
 
5rdアルバム「SOAK」ではバンド・サウンドを主体にエレクトロ/ダンスミュージック/ダウンビート/ソウル・ミュージック/シューゲイザーなどを感性の赴くままに取り込んだサウンドは洗練されているだけでなく非常に自然体の音楽であった。結成から10年、彼女達の音楽は一つの到達点に辿り着いていた。今後の更なる飛躍/深化を楽しみにしていた。
 
サタデーナイト [Live Music Video]/ねごと (2018)
 
解散メッセージの「この4人でできることは精一杯やりきったという結論になりました。」という一文には頷くことしかできなかった。それほどねごとのサウンドは完成されていた。
 
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「新しい終わりを迎えよう」

正直未だに信じられていない。というか信じたくない。

こうやって記事を書いている間もずっと不思議な浮遊感の中にいるようだ。

しかし始まりがあれば終わりがある。仕方のないことなのだ。

2018年には沙田瑞紀(Gt/Cho)、続いて澤村小夜子(Dr/Cho)のメンバー2人がそれぞれ結婚したことで、バンドが何らかの形で止まってしまうことは必然であった。蒼山幸子(Key/Vo)のソロが急激に増えたことも今回の解散を予兆するものではあった。

ねごとという形には終止符を打つことになりますが、
これからはそれぞれの新たなステージに向けて歩んでいきたいと思います。

解散メッセージからもわかる通り、彼女達はそれぞれの道を歩んでいく。

ねごとというバンドとともに僕たちも新しい終わりを迎える時が来てしまったのだ。

メルシール―/ねごと (2011)

 

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