君は笑えるか? トリプルファイヤー

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アーティスト紹介
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先月、トリプルファイヤーの全作品が各種配信サービスで聴けるようになりましたね。

近所のTSUTAYAに置いてなかったこともあり、ほとんど聴けてなかったので本当にありがて~。先月はずっとトリプルファイヤー聴いてました。

 

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トリプルファイヤーのイメージ

トリプルファイヤーといえば

トリプルファイヤー”スキルアップ”

 

こうだったり

トリプルファイヤー”変なおっさん”

 

こうだったりで、吉田靖直という最高にダメな奴とクソウマ楽器陣がやってるシュールミニマルなバンドというのがパブリックイメージ。いやパブリックって程の知名度があるかって言われるとアレだけど、とにかくそんな感じ。僕もそんなイメージで捉えてました。

 

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人間の、いちばん描きたくないところ

全アルバムを聴いて、正直ぞわっとした。

“富士山と僕は全然関係ない
それならばいっそ知らなければよかった”

〜富士山/トリプルファイヤー〜

みなさんの学生時代、一番イケてた異性を思い返してください。みなさんはその人らとは一切関わりを持たず過ごしてきたと思うし、また関わりを持てるわけないといくらか諦めて過ごしてきたと思うのですが(関わりを持つような人間はこんな場末ブログ来ないでグランピングとかやってます)そのくせちょっとその人に好意もったり、その人の彼氏/彼女に無駄に嫉妬したりしませんでしたか? してましたよね? わかるよ。俺がそうだから。

 

してなかったらごめんなさい。けどしてた体(てい)で話進めます。こういう時皆さんの心中に “全然関係ない それならばいっそ知らなければよかった” が湧き上がってくるのではないでしょうか? 異性の話じゃなくてもよくて、華やかな職業だったり、美しいリゾートだったり、最高級タワーマンションだったり、甲子園だったり。それこそ富士山だったり。そういったものに自分には関係ないはずだし、関わろうともしてないし、なのにどうにも憧れてしまう。弱い人間ならきっとどこかに持っているこういった気持ちを暴き出す。

あるいはこの曲。

“お前のは映画に 映画になるから いいじゃない
まだ 映画に 映画になるぶんは まだ”

~有名な病気/トリプルファイヤー~

お前の病気は映画になるからまだマシとのこと。マジで重病の人とかに訴えられたらどうするつもりなんでしょうか、吉田靖直さん

こんな冗談みたいな歌詞ですが、どうにも冗談で片付くとは思えないのが吉田靖直の怖いところ。

普通に生きるより病人として特別な扱いを受けるほうがいい、なんてことを心のどこかでぼくたちは思ってしまうから。24時間テレビを見たとき難病患者のコラムを読んだとき平積みになった障がい者の本を見たとき、特別な彼らになりたいとか…思ったことはないと言い切れますか?  

この曲にしろ他の曲にしろ、トリプルファイヤー吉田靖直の歌詞は人間の根っこのどうしようもない、しょうもない部分を徹底的に描き出している。人間が見たくない部分。それを一番人間の耳に入ってくる気だるげな歌い方(もはや読み上げてるけど)で歌うものだから、聴き手はそこと対面せざるを得ない。

 

で、どうですか? 全アルバムを聴いて純粋に笑っていられる自信はありますか? 一つ試しにやってみてほしいです。トリプルファイヤーはきっとあなたの見たくないものを描き出してくれると思います。トリプルファイヤーは、そういうバンドだと思ってます。

 

…まあ、99%の方が「いや、普通にこんな変なバンド通しで聴きたくないわ」だと思うので、おすすめの曲だけ紹介して終わりにしようと思います。

 

パチンコがやめられない/トリプルファイヤー エキサイティングフラッシュ収録

ブレイクがとにかく気持ちいい。特にベース大好きなあなたへ。コピーしたらめちゃくちゃ楽しいと思います(トリプルファイヤーの曲はコピーが楽しいです)

 

カモン/トリプルファイヤー スキルアップ収録

トリプルファイヤーが作り出すこの空気、画面越しにでも伝わってくれればと思います。どう生きてきたらこのオーラが身につくのか…

以上、煮た魚でした。

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