彼らは正しくなくてもきっと、間違ってない。

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曲紹介
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2018.11.07(水)にUNISON SQUARE GARDENの新譜Catch up, latencyが発売されてから約3週間が過ぎました。

今回はCatch up, latencyを含む3曲の紹介をしたいと思います。

タイトルにもなっているCatch up, latencyはアニメ「風が強く吹いている」のOPとして起用されています。

僕自身、「風が強く吹いている」の大ファンなんです。

原作は三浦しをんさんの小説で、アニメの前に2009年に実写映画化されています。

DVD持ってます。しかも初回限定盤です。(僕のことはどうでもいいですね、すみません)

そのくらい好きな作品のアニメのOPに、これまた僕の好きなUNISON SQUARE GARDENが起用されてとても嬉しいのです。その喜びを書き起こす場が無かったので、ここに感想も含め書かせてもらいます。

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「風が強く吹いている」について

夜。逃げるように街を駆け抜ける蔵原走(くらはらかける)。
その横に、不意に自転車が走り込んで来る。
見知らぬ男が、走に向かって問いかける。

「なあ!走るの好きか!」

男の名は清瀬灰二(きよせはいじ)。
走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。
そこに暮らす個性豊かな9名の住人。
最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。
まさか自分が、『10人目の男』だとは、夢にも思っていなかった…。

アニメ風が強く吹いている公式サイトより

大まかに説明すると、この作品は駅伝を目指す大学生の話です。

主人公の走(かける)は、ハイジさんをはじめとする竹青荘のキャラの濃い住人たちと箱根駅伝を目指していく中で、過去との葛藤と戦うこと、他人を認めることなどを通して人間として成長し、襷を繋ぐことでかけがえのないものを手にしていく青春ストーリーです。

では、曲の紹介・個人的感想、見解に移ります!

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「Catch up, latency」

catch up追いつくlatencyは専門用語ですが遅延遅れという意味があるそうです。

物語に出てくる10人はみんなマラソン経験があるわけではありません。

長距離で優秀な成績を残した人からヘビースモーカー全く陸上未経験の人まで様々です。

この10人はそれぞれスタートラインにズレがあり、そのズレが全員で駅伝を目指して切磋琢磨することによって徐々に埋まって追いついていきます。

この曲のタイトルにぴったりだと思いました。

更にlatencyをもっと調べてみると、潜伏潜在能力みたいな意味もあるそうです。

10人の著しい成長と重なって、田淵さんはどこまで深く考えてこのタイトルをつけたのか。

なんだか鳥肌が立ちました。

まず、イントロから好きです。

あくまで個人的感想ですが、イントロのベースはなんだかスタート地点で、今か今かとピストルの音を待ち構えるランナーたちが思い浮かびました。

そして、ギターの音がスタートの合図で一斉に走り出す。スタートダッシュは完璧で、そのまま歌が入ってランナーはどんどん前に出る。襷が次へと繋がる。

曲調が変わるところで少し集団を抜け出すのに手間取って、サビ前でなんとか順位を下げずに襷が繋がり、次のランナーがサビで集団を颯爽と抜け出す。そんな感じで曲の節目で襷が渡っていく。

聴いていてなんだかこっちも走っているような疾走感を感じることがとても不思議です。

「それならその合図で反撃してやろうじゃない」

ここの歌詞で、受け取った襷を片手にみんなの期待を背負い、目の色を変えてスピードを加速していく走 (風が強く吹いているの主人公)が脳裏に浮かびました。

歌詞はこの物語にリンクしつつ、田淵さんの音楽に対しての気持ちが綴られています。

きっと、田淵さんにとっては彼自身の思い浮かべるバンド像と世間から求められるものにはズレがあるのでしょう。

でも、ファンである物好きたちがいる限り、彼は彼の思う音楽をこれからも物好きたちに届けてくれることでしょう。(だいぶ要約・個人的解釈なので、詳しくは彼のブログにて)

歌詞に散りばめられた言葉たちは何処か天邪鬼で。でも、なんだか優しい言葉をくれます。

そして、これは毎回思うのですが3人の息の合い方と技術がおかしい。(これもいい意味で)

斎藤さんはギターを弾きながらあの歌を歌い、田淵さんはあんなに動きながらもちゃんとベース弾いているし、コーラスも外さない。鈴木さんはズレない。2人に溶け込んで、でもリズムをリードしつつコーラスも行う。本当にもう流石としか言いようがないです。

UNISON SQUARE GARDEN「Catch up, latency」ショートver.
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たらればわたがし

最初に聴いたとき、いい意味でユニゾンらしくないというか。なんだか、ユニゾンの曲なのに何かが違和感、そんなことを思いました。田淵さんの引き出しの多さに改めてひれ伏しました。

この曲は、Catcher In The Spy (2014)でいうところの「君が大人になる前に」「黄昏インザスパイ」Dr.Izyy (2016)でいうところの「8月、昼中の流れ星と飛行機雲」MODE MOOD MODE (2018)でいうところの「夢が覚めたら(at that river)」みたいな立ち位置の曲なのではないかと思いました。

なんだかホッとさせてくれるというか。それまでの曲で僕たちを散々盛り上げておいて、この曲たちで一気に惹きつける。

そのあと少しヘンテコな (もちろんいい意味で)それこそ、ファンからしたら「ユニゾンらしい」というような曲を持ってくる。

ほかの曲では歌詞で毒づいていていたり、よくわからない言葉を使っておきながら、この曲の様に気持ちの核心を突くような言葉で

「世界を彩る全部がきれいなものだけじゃなくても

答えにすればいいんだよ ここだけの秘密にしよう」

なんて投げかけてくるのに、最後には

「嬉しくても悲しくても 君と僕らしいじゃないか」

なんて優しい言葉をくれるから、ずるい。とてもずるいですね。

天邪鬼なのか、素直なのかわからない。でもユニゾンらしくて好きです。

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ここで会ったがけもの道

この曲は、たらればわたがしとは正反対にユニゾンらしい曲だなと思いました。

言葉の語感選び方曲調コールアンドレスポンス。どこを取ってもユニゾン

曲調的には「マスターボリューム」と「パンデミックサドンデス」と「MIDNIGHT JUNGLE」と「Silent Libre Mirage」などの色々な曲のいいところを集めて、さらにいいものが生み出された、そんな感じが僕の個人的な正直な感想です。

音楽に関する知識と語彙が乏しいですね…すみません。

やはり、この少しヘンテコな感じ。このヘンテコさが聴けば聴くほどスルメ級にクセになります。仕組まれた罠にまんまと引っかかって、何度も聴いて、ライブで演奏されたらとても嬉しくなって、いつのまにか愛着がわいている。

良くも悪くもとても振り回されている

でもそれがなんだか嫌じゃないし、むしろ楽しく思えてしまうから不思議なんですよね。

この曲のコールアンドレスポンスも楽しそうですよね。ライブで「成敗!成敗!」と叫びたいです。

絶対楽しいだろうなと、その光景が容易に想像できてしまうし、きっとライブはその想像を容易く超えてくるからユニゾンは罪ですね。好きです。

 

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あなたはあなたの楽しみ方で、僕は僕の楽しみ方で。

ここまで長々と語りましたが、これはあくまで僕の感想、見解でしかありません。

事前に読んだのは田淵さんのブログくらいです。

曲について語っているであろう雑誌たちは読んでおりません。

何というか、新鮮な気持ちで感想と僕なりの見解を書きたいと思ったのです。

少しでもユニゾンに興味を持った方は是非ともあなた自身で、彼らの曲たちを楽しく噛み砕いて欲しいです。

あなたはあなたの楽しみ方で、僕は僕の楽しみ方で。

答え合わせは雑誌でお願いします。笑

「ロックバンドは、正しくない」

でも、僕らの信じるロックバンドはきっと、間違ってない。

以上、UNISON SQUARE GARDENの新譜、今回もいいぞ~という話でした。

ではでは。

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